名詞
ナパーム
ナパーム弾 とは、主燃焼材のナフサにナパーム剤と呼ばれる増粘剤を添加し、ゼリー状にしたものを充填した油脂焼夷弾である。アメリカ合衆国の有機化学者、ルイス・フィーザーが開発したもので、きわめて高温(900-1,300度)で燃焼し、広範囲を焼尽・破壊する。焼夷弾の一種である。ベトナム戦争時の「ナパーム弾の少女」の写真をはじめとするリアルタイム報道の衝撃とともに知られるようになったが、太平洋戦争中にも運用されており約10万人が死亡した東京大空襲など日本本土空襲でも使用されたM69焼夷弾等がある。
(出典: ナパーム - Wikipedia)