名詞
ハロン湾
ハロン湾 は、ベトナム北部、トンキン湾北西部にある湾。漢字表記は下龍湾。クアンニン省のハロン市の南に位置し、ハイフォン市カットハイ県に属するカットバー島のほか、石灰岩のカルスト地形からなる大小3,000もの奇岩、島々が存在する。伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられている。カットバー島以外の島々は現在は無人だが、約7,000年前の新石器時代にはわずかに人が住んでいた。また、数世紀前までは海賊の隠れ家として利用され、モンゴル帝国のベトナム侵攻の際には軍事的に利用された。
(出典: ハロン湾 - Wikipedia)