名詞
引き伸ばし
引き伸ばし(ひきのばし、enlarging)は、写真の暗室作業のひとつで、ネガフィルムの画像を引き伸ばし機を利用して、印画紙に拡大して焼き付ける工程のことである。印画紙上にフィルムを密着させて露光し、フィルムと同じ大きさ(原寸大)の写真を作ることは、コンタクトプリント(ベタ焼き、密着焼き、密着印画)などと呼ばれる。引き伸ばし作業は暗室内で行い、引き伸ばし機、バット(vat、平たい長方形の容器)、印画紙用現像液、停止液、定着液などの薬品類などが必要である。引き伸ばしの工程により、印画紙は撮影からネガフィルムの現像と同様の化学変化を辿る。
(出典: 引き伸ばし - Wikipedia)