三傑

三傑（さんけつ）は、歴史上のある事柄や、同じ主君に仕えた家臣などのうち、特に功績が大きかった者として選ばれた3人。三英傑 - 戦国時代を終結させた3人の武将、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康を指す。 徳川三傑 - 徳川家康の功臣のうち、特に武勇に秀でた3人、本多忠勝・榊原康政・井伊直政の事。これに酒井忠次を加えたものが徳川四天王と呼ばれる。 伊達三傑 - 伊達政宗の功臣のうち、特に功績の大きかった3人、片倉景綱・伊達成実・鬼庭綱元を指す。 尼子三傑 - 戦国大名・尼子氏の家臣のうち、特に武勇・忠義に優れた3人、山中幸盛、立原久綱、熊谷新右衛門を指す。 寛永の三傑 - 徳川家光に仕えた土井利勝・青山忠俊・酒井忠世を指す。 文政三傑 - 文政年間の江戸幕府の能吏として知られた遠山景晋・中川忠英・石川忠房。 維新三傑 - 倒幕・維新に尽力した藩士・諸士のうち、特に功績の大きかった3人、木戸孝允・西郷隆盛・大久保利通を指す。 警視庁の三郎三傑 - 明治中期の警視庁の剣術家の中で、突出した実力を持っていて名前に「郎」が付いていた3人、高野佐三郎・高橋赳太郎・川崎善三郎を指す。 日本童話の三傑 - 小川未明・坪田譲治・浜田廣介を指す。 ドイツ統一三傑 - ドイツ統一に功績が大きかったビスマルク・モルトケ・ローンを指す。 イタリア統一三傑 - イタリア統一に功績が大きかったカブール・ガリバルディ・マッツィーニを指す。 漢の三傑 - 前漢の高祖劉邦に仕えた功臣のうち、特に功績の大きかった3人、蕭何・張良・韓信を指す。 蜀の三傑 - 三国志における蜀の皇帝 劉備に仕えた忠臣のうち、特にその功績が大きかった3人、諸葛亮・関羽・張飛を指す。 亡宋の三傑 - 南宋滅亡時に国に殉じた重臣3人、張世傑・文天祥・陸秀夫を指す。 (出典: 三傑 - Wikipedia)