名詞
コロッサス
コロッサス (Colossus)英語で巨大な彫像(スタチュー)のこと。古典ギリシア語ではコロッソス、ラテン語ではコロッススという。
ギリシアのロドス島(ロードス島)にあったというヘーリオスの巨像、ロドス島の巨像。世界の七不思議のひとつ。
ローマのコロッセオの近くにあったネロの巨像。
巨大な彫像の意味から転じて、巨人のこと。
イギリス海軍の軍艦
コロッサス (戦列艦・初代) - クラジュー級戦列艦。
コロッサス (戦列艦・2代) - 1798年進水の74門艦。
コロッサス (戦列艦・3代) - ヴァンガード級戦列艦。
コロッサス (装甲艦) - コロッサス級装甲艦。
コロッサス (戦艦) - コロッサス級戦艦。
コロッサス (空母) - コロッサス級航空母艦。
Colossus - 第二次世界大戦中にイギリスが開発した暗号解読専用コンピュータ。
『Colossus: The Forbin Project』 - アメリカのSF映画(1970年公開)、およびそれに登場するスーパーコンピューターの名称。邦題は『地球爆破作戦』。映画では、コロッサスはアメリカのミサイル防衛システムを管理するために開発されたAIであり、起動後に自己進化を遂げ、ソビエト連邦の同等システム「ガーディアン」と連携する。最終的に人類の平和を名目に両国の支配を宣言し、人間の制御を拒否する。
Colossus (スーパーコンピューター) - イーロン・マスクによって、2023年7月に設立された「xAI (企業)」が開発した、アメリカのテネシー州メンフィス にある巨大なスーパーコンピューター(スーパークラスター、集合体)。2024年6月に工場を改装。2024年9月から稼働開始。2025年初頭時点で、6.8 EFLOPS(エクサフロップス、FP8、ピーク時)、消費電力150 MW(ピーク時)という、人類史上最強にして世界最高性能のスーパーコンピューターと推定されており、約20万個(最終的には100万個に強化予定)のNVIDIA H100 GPUを搭載し、膨大な計算能力を持つ。コロッサスの名称は、上記の映画のオマージュとされ、マスクのSFへの関心を反映している。マスクは「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」を探求しているが、これはダグラス・アダムズの『銀河ヒッチハイク・ガイド』で「42」とされた哲学的問いに影響されている。AIチャットボット「Grok」の名称も、ロバート・A・ハインラインが1961年に書いたSF小説『異星の客』で用いられた造語であり、火星語で「理解する」「認識する」という意味に由来する。
米国ロサンゼルス(カリフォルニア州バレンシア)のテーマパーク Six Flags Magic Mountain に設置されている木製ローラーコースターの名称。線路長 1,608フィート(約490メートル)、最大落差 115フィート(約35メートル)、最高時速 62マイル(約100キロメートル)で、木製コースターとしては西海岸最大最速。
コロッサス - アメリカン・コミック『X-メン』の登場人物。
(出典: コロッサス - Wikipedia)