名詞
大博士
大博士(だいはくし、だいはかせ)飛鳥時代(天智・天武期)の官職。大学博士(だいがくはかせ)とも称され、律令制の大学寮の教官(=明経博士)の前身。
大博士は大学大博士といい、明治時代に明治新政府により設置された大学の教官の職階。大博士の下に中博士・少博士、大助教・中助教・少助教の官職があった。平田篤胤の養子である平田銕胤が大博士に任ぜられている。
明治時代、明治21年制定の学位令により定められた学位のひとつ。当時の文部大臣森有礼により大博士と博士の二等が定められたが、大博士の方は授与例のないまま明治31年廃止された。
(出典: 大博士 - Wikipedia)