名詞
ロゼット
生物学におけるロゼット は、生物体の器官や組織、細胞などが示すバラの花冠状の配列をいう。また、ロゼット rosette は、バラ Rosa にフランス語の指小辞 -ette を付した語で円花飾や円花窓を表す建築学用語やローズ型の宝石を表す地学用語としても用いられる。生物学においても植物と動物で別の実体を表す。草本植物においては、極度に短縮した短い茎から葉が水平に出て扁平なバラの花冠状の外観を呈し、節間伸長がほとんどない生育型を指す。
針葉樹において、ロゼット細胞は前胚の構成単位の一つである。
有櫛動物においては、胃水管系の壁にある細胞集団を指す。
動物や原生生物においては、細胞や顆粒が放射状に配列された構造を指す。
(出典: ロゼット - Wikipedia)