名詞
バルログ
バルログ は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』や『シルマリルの物語』などの創作に登場する怪物である。シンダール語で「力強き悪鬼 」を意味し、「ウドゥンの焔 」とも呼ばれる。クウェンヤでの呼称はヴァララウコ。これらは複数名の総称であり、全体でどれくらい存在したのかは明らかでない。元々は火を心とするマイアールであったが、メルコール(後の冥王モルゴス)に誘惑され、ヴァラールから離反した。サウロン、竜らとともに最も強大なモルゴスの配下として描かれている。とくに上古のエルフ族の天敵という部分が強く、歴史の中で様々な惨劇が生まれることとなった。
(出典: バルログ - Wikipedia)