名詞
シアニジン
シアニジン(Cyanidin)は、有機化合物の一つ。ブドウ、ビルベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、サクランボ、ニワトコ、サンザシ、ローガンベリー、アサイベリーおよびラズベリーなど多くの赤色液果類に含まれる。この他にもリンゴやスモモにも含まれる。赤橙色が特徴的であるが、pH > 3で赤、pH 7-8 で紫、pH > 11で青色に変化する。シアニジンの濃度が最も大きい部分は果実の皮である。近年では、Escherichia coli(大腸菌)によるシアニジン-3-O-グリコシドの生合成が証明された。
(出典: シアニジン - Wikipedia)