名詞
袱紗
袱紗(ふくさ)絹、縮緬などで一重または表裏二重に作り、無地や吉祥柄などの刺繍を施したもの。物を包んだり(包み袱紗)、進物の上に掛けたりする(掛け袱紗)方形の儀礼用絹布。本項で説明。
茶道で茶道具を拭い清めたり、茶碗その他の器物を扱うのに用いるおよそ縦9寸、横9寸5分の絹布。帛紗。
糊を引いていない柔らかい絹。
他の語に冠して用いる、本式でないもののことを指す語。
和菓子の一種。つやふくさ。
料理用語。例として、袱紗仕立て(2種類の味噌を使った汁)。袱紗卵(具の入った柔らかな卵焼き)。本膳料理を簡略化したものを袱紗料理と呼ぶ。
(出典: 袱紗 - Wikipedia)