名詞
結城座
結城座(ゆうきざ)は、江戸時代前期頃に結城孫三郎(初代)が江戸葺屋町(現在の東京都中央区日本橋人形町付近)に創設した劇場。説経浄瑠璃が演目だったがこれが衰退すると義太夫節の人形浄瑠璃を演じるなどした。その後は移転を繰り返し幕末まで続いた。明治になり、結城孫三郎(9代)が、これまでの演目に加え、糸あやつり、新派劇を演ずる劇団として組織し、結城孫三郎(10代)が東京都武蔵野市吉祥寺に再興した。2009年に公益財団法人となり公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座として存続している。
(出典: 結城座 - Wikipedia)