名詞
蒸留塔
蒸留塔(じょうりゅうとう)とは、蒸留において沸点の異なる成分の分離・濃縮に使用する塔状の装置のことである。原料蒸気を入力すると、低沸点成分が濃縮された蒸気(留出物)および高沸点成分が濃縮された液体を出力する。実験室で使用される高さ10cm、直径2cm程度のものから、石油化学工業で使用される高さ100m、直径10mもある巨大なものまで様々な大きさのものが存在する。蒸留塔には本体である塔部分に加えて、蒸留する原料を予熱して気化させる気化器と留出物を冷却して凝縮させて回収する凝縮器が付属している。
(出典: 蒸留塔 - Wikipedia)