名詞
氷海
『氷海』 あるいは『氷の海』(こおりのうみ)とは、19世紀初頭のロマン主義を代表するドイツの画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒによって1823年から1824年にかけて制作された油彩画である。凍てつく海の盛り上がった氷塊と沈む船がリアルなタッチで描かれている。フリードリヒの画家としての総括的な作品であり、現代においては彼の代表作のひとつとされるが、制作当時の評価は低く、鑑賞者を疲れさせると揶揄されてフリードリヒが死没するまで売れ残った。1905年にハンブルク美術館の所蔵となった。
(出典: 氷海 - Wikipedia)