名詞
エンハンサー
遺伝学においてエンハンサー は、特定の遺伝子の転写の可能性を高めるためにタンパク質(アクチベーター)が結合する、短い(50–1500塩基対)DNA領域である。多くの場合、これらのエンハンサーに結合するタンパク質は転写因子と呼ばれる。エンハンサーはシスに作用し、遺伝子から最大で100万塩基対も離れている場合もあり、転写開始部位の上流に位置する場合も下流に位置する場合もある。エンハンサーは原核生物と真核生物の双方に存在し、ヒトのゲノム中には数十万個のエンハンサーが存在する。
(出典: エンハンサー - Wikipedia)